KZ ZS10の感想

先日のAliexpressのセールで注文したZS10が届いたのでちょっとした感想を。 個人的にはかなり満足の行く出来。

買った経緯

SHURE535のモニターライクな音に飽きが来てしまい、安くてリスニング向けでなにかと思っていたときにZS5を買い、そのクオリティの高さに驚いた覚えがあります。
そのKZから1DD4BAとかいう頭のおかしいハイコスパのイヤホンが出ると聞き、すぐに買ってしまいました。

そこまで多くのイヤホンを試したわけではないので、ZS5との比較で感想を書いていこうと思います。
shanling m1とfiio q1 mark iiでバランス接続しています。

付属のケーブルで聴いてみた

今回付属してきたケーブルは、ZS5のときのゴムゴムしいものとはうって変わり、編み込みのケーブルになっていました。
ゴムと比べてると取り回しやすく、従来のアップグレードケーブルと同じくらいのものではないかと思います。
聴いてみてまず思ったのは、すごくウォームだな、ということです。
ZS5に比べて高音の刺さりがほとんどなく、耳が痛くならないのはとても嬉しいです。
ただ、ちょっと抜け感がないかなーとは思いました。籠もり気味というか。
ZS5が抜けすぎ、元気がいいメリハリのある音だということもあるんでしょうね、ZS10が特別籠もっているというわけではないと思います。

バランス接続で試す

アンバランスのときに感じていた籠もりが、音の分離感が上がることで軽減された気がします。
BA4つ積んでいるだけあって解像度も高く、ZS5では聞こえなかった音も聴こえる気がしますね。

装着感

ZS10が発表されたときはそのハウジングのデカさで話題になってましたし、実物見たときもデカイ!って思いました。
しかし、装着してみればその丸っこいボディが意外に良いフィット感でした。
ZS5のほうが小さいんですが、あの丸パクリボディの角ばりが微妙に耳にあたって痛くなっていたのでむしろ装着感悪かったですね。

総評

音の元気さ、楽しさはZS5に軍配が上がると思います。
しかし、高音が刺さらないことや装着感の良さは長時間聴くのには向いていますし、この値段帯でのモニターよりなリスニング機としてはかなりいいんじゃないでしょうか。
しばらく聴き倒そうと思います。


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