RaspberryPiをMPDで音楽サーバー化

RaspberryPiの音楽サーバー化というと、Volumio等がでてきますが、ガッチガチにカスタマイズされていて以外に自由度がなくて困りました。
二台運用とかならいいんでしょうが、一台で何でもできる万能端末が目標なので、一から構成してみます。

MPDのインストール

ひとまず、MPDをインストールします。
$ sudo apt-get install mpd

ついでにクライアントであるMPCもインストールしておきます。
$ sudo apt-get install mpc

MPD起動

以下でMPDを起動します。
$ sudo service mpd start

再生してみる

デフォルトでは"/var/lib/mpd/music"がMPDで読み込むディレクトリとなっているので、stpなりなんなりで音楽ファイルをおいてみます。

そしてファイルが認識されているか以下のコマンドで確認。
$ mpc ls 

表示されないならmpc updateでライブラリを更新してください。
そんで、以下でプレイリストに追加。
$ mpc add "追加したい曲のパス"

追加できたかはmpc playlistで確認してください。

やっと再生。
$ mpc play

これで再生されるとおもいます。

スマートフォンから操作

MPDの利点といえば、再生コントロールを別端末から行えることですね。
ひとまずスマホからの操作を試そうと思ったのですが、ここで少し手こずりました。
ひとまずアプリはM.A.L.Pというものを使ったんですが、RaspberryPiのIPを指定しても全然うまく行きませんでした。
いろいろ検索していると、どうもデフォルトのコンフィグファイルだとipv6にバインドされることがあるらしいです。
/etc/mpd.confを変更して対応します。

bind_to_address "localhost"
→ bind_to_address "0.0.0.0" #明示的にipv4に変更

#port "6600"
→ port "6600" #コメントを外して6600固定

これで一度再起動すると、アプリからもコントロールできるようになりました。



まだアルバムアートの表示とかうまく行ってないです。
ただ、In a moment of madnessというブログさんでうまくやれそうな内容が紹介されていたので、コードをいじるなりしてどうにかしたいと思っています。

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